2009年09月21日

鈍ってませんか?その感覚・・・

最近読んでいる本は、

島田紳助さんと東国原英夫さんが書いた『ニッポンを繁盛させる方法』



ニッポンを繁盛させる方法 (角川oneテーマ21)

ニッポンを繁盛させる方法 (角川oneテーマ21)

  • 作者: 島田 紳助
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2007/11
  • メディア: 新書




日本はどこへ向かうのか?

芸能人としてだけでなく、実業家として多彩な才を発揮している島田紳助氏と、宮崎県という100万超の県民の生活を担う東国原英夫氏の両氏が語り合う日本人とニッポンを考える激論集・・・ですが、


その中で気になった内容がありました。

東国原さんが県庁職員のインセンティブについて語っています。

(※ちなみに、インセンティブというのは一般的には「人の意欲を引き出すために、外部から与える刺激」のことをさします。)

以下、抜粋・・・

「公務員は何時間働いても給料が同じだとかいうような意識をやっぱり持っているところが一部、見え隠れする。コスト感覚やスピード感覚といったものが民間に比べて不足している。
 そこで、インセンティブが必要なのかなとも思う。公務員っていうのは、パブリック・サーバントだから、県民の皆さんが喜ぶ顔を見て、喜ぶべきなのに、ちょっと違ってきているのかなとも感じています。」


この文で気になったのは、
公務員と同じように私たちPTなどの医療従事者にもこういったことが当てはまってはいないだろうかということです。

私たちの仕事は一般的には担当制ですが、指名制ではない。

厚生労働省によって決められた枠内で20分〜40分の時間内でリハビリテーションを提供していますね。

誰がリハビリテーションをしても、能力が低くても高くても、頂ける報酬はほとんど変わりません。

患者さんや利用者さんにとっては、同じ報酬を支払うのにPTを自ら選択することはまず出来ません。能力の高いPTに出会うか、低いPTに出会うかはまさに運次第・・・みたいな部分がありますね。


そのような環境の中で、私はその環境に甘んじることなくしっかりと最高のパフォーマンスを発揮できているだろうかと常に自問自答しています。

環境に甘んじれば、それなりの理学療法をさも当然のことように提供してしまいかねません・・・・・

それって、実はかなり恐ろしい事だと思います。

きっと、そういう時ってコスト感覚もスピード感覚も鈍っているのではないかと思うのです。


今、私は通所リハ事業所に所属し、リーダーという役職を任命されています。

医療保険でのリハビリテーションからの異動から早3年。その間に沢山の葛藤をし、いくつもの事に自分なりに折り合いをつけて日々頑張ってきました。

その中で、コスト感覚やスピード感覚というものへの認識が高まってきた事は自負できます。


コスト感覚については、正直初めの頃は上司のコスト感覚に対し、激しい違和感というか、反発心とかがあったんですね。

「患者さんや利用者さんのことを第一に考えるべきでしょ!!利益とか売り上げとか、そういうものを主張しすぎるってどうかと思う・・・」

みたいに、はむかっていったことも何度かありました・・・その度に、自分の理想と求められているものとのギャップが悔しくて悔しくて家で涙したり・・・・


でも、今は以前の信念は持ちつつ、コスト感覚をもって仕事に取り組む事の大切さもわかってきて、以前と違った見方や取り組み方が出来ています。

また、スピード感覚に対しても同じように、意識するようになりました。意識しだしてからは、コーチングの要素もふんだんに活用して、効率や順序だてがしっかり出来るようになってきました。
きっと、前よりも2倍か3倍くらいのパフォーマンスを発揮できるようななってきたのではないかと思っています。


コスト感覚とスピード感覚という2つの感覚を意識した仕事をしていると、自分を取り巻いている環境をより客観的に見れるようになってきました。

それとともに、周囲からのうれしい評価も頂けるようになったり・・・


明らかに、前の自分とは違った良い仕事が出来ている感覚をもてています。


残念ながら、うちの職場は仕事に対して金銭的なインセンティブはありませんが、周囲からの評価や利用者さん達からの評価によって気持ちのいいインセンティブを受ける事が出来ています。


社会人になって6年、私のコスト感覚やスピード感覚は民間の異業種の同年代の人たちに比べまだまだな部分がたくさんあるのだと思います。


異業種と医療・介護職のコスト・スピード感覚をそのまま比較する事は難しい事かもしれません・・・


でも、異業種のすばらしい面を自分のおかれている環境の中でいかに上手く生かしていくか。これって大事な事なんじゃないかと思います。


社会人になってまだ日の浅い自分が言うのもなんですが、コスト感覚やスピード感覚が鈍い人に限って、自分の職場に対する愚痴や仕事内容、仕事に対する対価についての不満を口にすることが多いような気がしています・・・・自分もそうでしたから・・・・


自分もまだまだなんで、偉そうなことはいえませんが、

もう少しだけ、ちょっとだけでも、仕事の一環としてコスト感覚やスピード感覚について真剣に考え、重要性を理解し実行できるような教育体制がもっと必要なのではないかと思います。


人の人生がかかっているし、ましてや対象者の命がかかっている・・・
そういう、難しい仕事であるがゆえに慎重に慎重を重ねていかなければならないとは思いますが・・・・


何らかの意識改革って・・きっと必要だろうなと・・・感じます。


今の私に、意識改革の一歩としていったい何ができるだろうか・・・・



考え中・・・・




posted by サリー at 01:02| 岩手 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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