2008年02月12日

平成20年度診療報酬改定

今年の4月にまた診療報酬改定が行なわれますね。


1月30日に中医協から出された骨子によると

@疾患別リハビリテーション料逓減制の廃止

A早期リハビリテーション加算の導入

BADL加算の廃止

Cリハビリテーション総合計画評価料について算定基準の変更

が主な改定内容のようです。


気になる項目として@について

疾患別リハビリテーション料の逓減制の廃止に伴って、リハビリテーション料算定上限日数を超えた患者さんに対し新たに1ヶ月あたり13単位まで算定を可能とする(その後は選定療養として実施可能)という案。

ということは、外来リハビリで週1〜2回のリハビリテーションが可能なんです。しかも、週1回利用であればPT・OT1単位ずつの利用も可能だし、一療法40分というじっくり個別リハビリテーションを受けることも可能です。

OT・PT・STの専門的なリハビリを継続的に受けることは可能になります。在宅生活をされていてなおかつリハビリテーション継続を希望されている方には少しだけ朗報かもしれません。

しかし、この案では入院患者さんのように毎日リハビリテーションを行う必要がある方や週3回などの頻回なリハビリが必要な外来患者さん、一療法のみでなく三療法のリハビリが継続的に必要な患者さんには早期に保険負担がなくなるため、後は自己負担という依然として厳しい措置となります。


これでは、前回の診療報酬改定から約2年間の間に患者さんを中心として国へ訴えかけてきたものがやはりあまり意味を成さなかったのかと残念な気持ちがぬぐえません。


2年前の診療報酬改定の案は3月末くらいに決定内容が発表されましたよね。

それからすぐ4月からリハビリに関わるすべての人が混乱に陥りましたが、なんとか現状を乗り切ろう!と、ここで負けるわけにはいかない!と踏ん張ってきたのに

国の改定はまたしても良いものとは言いがたいものとなりそうです。


これから、実際に出される改定案が少しでも今の状況から発展して障害を負った方のQOLが少しでも高まり・保たれるよう、そして少しでも自分の人生を今後どう過ごすかという選択肢が増えるような(外来リハか通所かという選択も含めて)案になることを祈るばかりです。









posted by サリー at 12:00| 岩手 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 理学療法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
遅くなってしまいました。すみません。
リンクの件、修正させていただきましたので
またご確認ください。


診療報酬に関しては、本当に不安になりますよね。
本当に困ってる人にとって
何が必要なのか、もっと考えてほしいと思います。
Posted by Takashi at 2008年02月12日 23:48
takashiさん、いつもコメントありがとうございます。

リンク確認いたしました。ありがとうございます。

『何が必要なのか』を国に分かってもらうためにはまず自分達がそのことについて真剣に考え訴えていかなければならないのかもしれませんね・・・。
Posted by サリー at 2008年02月13日 20:17
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